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【医師監修】ニキビの原因と正しい対策法を解説!QOLを改善しましょう

【医師監修】ニキビの原因と正しい対策法を解説!QOLを改善しましょう

ニキビは多くの人が一度は経験するため、ただの「肌トラブル」と認識されることが多いのではないでしょうか。しかし、実際は皮膚疾患の一つで、ホルモンの影響だけでなく生活習慣の乱れや間違ったスキンケアなど、複合的な要因で発症する「病気」なのです。

そこで今回は、ニキビの特徴とニキビができる原因、またニキビの予防と対策法について、ご自身でできるセルフケアやクリニックでの治療法について、解説していきます。ニキビの原因と正しい対策方法を知って、ニキビを繰り返さない健康的な肌を目指しましょう。

ニキビとはなにか

そもそも、なぜ大人になってニキビができるのでしょうか? 思春期のニキビと何が違うのでしょうか? まずは、ニキビの正体とその原因について詳しくみてみましょう。

ニキビとは?

ニキビは多くの方が何度も経験するため、単なる生理現象と軽く考えがちですが、実際は、皮膚疾患の一種です。つまり病気です。肌の皮脂分泌過剰や、毛穴付近の角化異常など、さまなま因子が原因で毛包と呼ばれる細い管に炎症が生ずる症状がニキビで、正式な病名は尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)といいます。大人ニキビも同じ疾患に含まれます。

ニキビ患者の説明

ニキビ患者は全国でおよそ1,500万人いるとされており、日本人の90%以上が経験しているポピュラーな疾患です。
思春期の若者が発症する例が多いことから「青春のシンボル」などと言われていますが、大人になってからもニキビに悩む女性は多くいらっしゃいます。

思春期ニキビと大人ニキビの違い

思春期ニキビと大人のニキビは、症状や原因に違いがあります。
思春期ニキビは皮脂腺の多いTゾーンやおでこや頬にできやすいのが特徴です。それに対し、大人ニキビはコメカミやあごや口の周りといった、いわゆる「Uゾーン」や首、胸元のデコルテにできやすく、かつ治りにくく、跡になりやすいという特徴があります。

また、思春期ニキビは遺伝的にニキビ体質の方や、オイリー肌の方に多い一方で、大人ニキビはストレスや生活習慣などの影響が大きく、乾燥肌などあらゆる肌質の人にできます。

ニキビはQOL(=生活の質)を低下させる場合も

このようにニキビは多くの方が経験する病気であると同時に、深い「悩み」になることもある病気です。
人によっては、ニキビが目立つことを気にして外出を控えてしまったり、自信を失って気持ちが暗くなってしまうなど、日常生活に影響を及ぼし、QOL(=生活の質:Quality of Life)を下げてしまうケースもあります。
QOLを上げるためにも、ニキビができるメカニズムを知り、適切な予防と処置を行って、健康的な肌を取り戻しましょう。

ニキビができる仕組み(メカニズム)

ではニキビができるプロセスを解説します。
ニキビは突然できるように感じますが、実はそうではありません。ニキビとして表面に現れる前から、いくつかの段階を経て肌の上に出てきます。

第一段階では、ホルモンや皮脂の影響で毛穴の出口の角質が厚くなります。毛穴の出口が狭くなるため、毛穴に皮脂が詰まりはじめます。
第二段階では、毛穴に皮脂がたまり、アクネ菌が繁殖して炎症を起こします。
第三段階になると、白血球がアクネ菌を攻撃しはじめ、毛穴の周りまで腫れます。
第四段階は、第三段階の炎症・腫れがさらに悪化した状態。毛穴の壁が壊れて皮膚が陥没し、クレーターようなニキビ跡が残ることもあります。

種類(白、黒、赤、うみ)と症状

ニキビは症状が進行するにつれて、色も以下のように変化していきます。進行度に応じた各色別のニキビの原因についてみていきましょう。

まず、ニキビの初期症状は面皰(めんぽう)またはコメドと呼ばれ、皮脂や古い角質が毛穴にたまった状態のことを指します。初期の面皰は白く見えるため「白ニキビ」と呼びます。白ニキビは毛穴の出口がふさがっていますが、まだ痛みもなく、炎症も起こしていません。しかし、白ニキビを放っておくと、次の「黒ニキビ」や「赤ニキビ」になりますので、白ニキビの段階で早めのケアをすることが大切です。

白ニキビが進行して毛穴が開くと、たまった皮脂が酸化して黒く変色します。これが解放面皰です。「黒ニキビ」とも呼ばれます。

白ニキビが進行するときに毛穴が開かず閉じたままだと、より大きな炎症を起こしやすくなります。詰まった皮脂はアクネ菌の栄養になります。また、アクネ菌は空気を嫌うため、毛穴が閉じた状態が続けばさらに増殖します。炎症が起こると赤く見えるため「赤ニキビ」と呼ばれます。

赤ニキビがさらに進行し、化膿して膿が発生した状態を「黄ニキビ」と呼びます。黄ニキビを適切に治療しないと硬結(こうけつ)ニキビという痛みやかゆみを伴う状態にまで進行することがあります。硬結ニキビはニキビ跡になるリスクが高く、陥没を起こして肌にクレーターのような凹凸ができてしまう危険もあります。

大人ニキビはなぜできる? その原因は?

20代以降の大人にニキビができる原因は、ストレス、生活習慣の乱れ、偏った食生活、間違ったスキンケアや乾燥肌などさまざまです。実際の原因の特定は難しいのですが、ここでは、ホルモンバランスの乱れなどの内的要因と、スキンケアなどの外的要因について解説します。

ストレスの多い生活はホルモンバランスを崩し、ニキビを引き起こす原因の一つになります。特に女性は生理前にホルモンバランスが変化し、黄体ホルモンの分泌が高まることで皮脂の分泌が多くなり毛穴が詰まりやすくなります。また、ストレスや多忙から睡眠不足になると、やはり肌の免疫力が低下してニキビができやすくなります。

さらに無理なダイエットや偏った食生活もニキビを悪化させます。ビタミンが不足するとアクネ菌などの常在菌に対する抵抗力が落ちてしまいます。運動不足や不規則な生活、暴飲暴食などにより胃腸や肝臓の働きが弱まると、有毒物質や老廃物を適切に排出できなくなり、その結果ニキビが悪化していきます。 

肌への過剰な刺激や汚れもニキビの原因になります。紫外線による刺激、過剰なスキンケアによる刺激、肌に合わない化粧品の使用は極力避けるべきです。素肌が汚れた状態は毛穴を詰まらせてニキビの原因になり、悪化させます。洗顔料のすすぎ残しも刺激となってしまいます。また、肌の乾燥も、角質機能を低下させてニキビの原因となります。

ニキビができやすい場所

皮脂腺が多く分布されているところがニキビのできやすい場所といえます。
具体的には顔・背中上部・頸部・胸部などです。顔では額・顎・鼻・鼻の周り・口の周り・頬などです。

ニキビ対策とニキビ治療のガイドライン

ニキビの原因の概要について説明してきましたが、ここからはニキビ対策について説明します。

先述したとおり、ニキビは日本人の90%以上が経験する疾患であるにもかかわらず、「ニキビ」は単なる生理現象として軽視され、医療機関を受診するニキビ患者は多くありません。しかし、ニキビは軽症の症状でも傷跡を残す可能性もある皮膚病で、早期治療で傷跡が予防できることを示唆するデータも示されています。そこで、ニキビの早期の積極治療と炎症軽快後の維持療法の向上を求めて、2008年にニキビ治療のガイドライン(※)が公表されました。このガイドラインを契機に、ニキビ対策について、患者自身の予防ケアと保険診療、自由診療が、うまく連携しながら、ニキビの予防・改善を支える環境が整い始めているといえます。

※ 現在は改訂版の「尋常性痤瘡治療ガイドライン 2017(日本皮膚学会)」が公表されている

自分でできる予防方法・対策は?

ニキビの予防・対策に必要なのは、まずはご自身のセルフケアです。

日頃から生活習慣を整え、ホルモンバランスを崩さないようにすることと、適切なスキンケアをすることを心がけましょう。そのためにも、睡眠時間は6時間以上とるようにしましょう。長く眠るだけではなく睡眠の質を高め、規則正しい時間に眠りましょう。眠る時間を一定に保てば成長ホルモンが正しく分泌され、肌の免疫力が上がります。

食生活も見直し、ビタミンや食物繊維を積極的にとることも重要です。ビタミンB1とB2は皮脂の分泌を抑制します。食物繊維は美肌の大敵である便秘の予防に必要です。大豆製品は女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンが含まれていますし、ビタミンB6は女性ホルモンのバランスを整えます。また、ビタミンEは血流を改善し、女性ホルモンの働きを整えます。

強いストレスや慢性的なストレスがある場合には、それらを解消することもニキビ対策に必要です。慢性的なストレスは女性ホルモンの分泌を減らし、相対的に男性ホルモンが多い状態をつくります。男性ホルモンが多くなると、皮脂の過剰分泌を促し、ニキビの原因となります。

スキンケアを見直すことも重要です。額などの髪の生え際にニキビができる場合、原因としてシャンプーやリンスの影響や洗顔料の流し残しが考えられます。油分の多すぎる化粧品を使うことで皮脂が詰まりやすくなったり、保湿が足りないために肌が乾燥して角質が固くなってしまうこともあります。清潔を保ち、日頃から適切なスキンケアをすることがニキビの予防と対策のためにも重要です。

美容皮膚科での施術について

保険診療の皮膚科のニキビ治療で十分な満足が得られない場合や、薬の刺激が強くて継続使用ができない場合は、美容皮膚科での自由診療の治療も検討してみてはいかがでしょうか? 以下、当院で行っているニキビ治療について説明いたいます。

■タカミ式LED治療

LED治療は、痛みのない光治療です。特にニキビに有効なのは青色のLED治療で、アクネ菌の殺菌・炎症抑制・皮脂の分泌抑制・肌のキメを整える作用があります。
コラーゲンの生成を促進する赤色のLEDはニキビ跡の赤みを軽減する効果があります。

■タカミ式イオン治療

ビタミンC・ビタミンEなどの美容成分をすばやく肌の奥深くまで浸透させることで、ニキビの鎮静・ニキビ跡の軽減効果が期待できます。

■オリジナルニキビ治療薬

自宅でのスキンケアのついでに無理なく使用できるオリジナル治療薬は、ニキビ治療専門の医師がその方に合ったものを処方します。

■院内処方コスメ

ニキビの治療中は普段のスキンケアにも気をつけたいもの。当院の院内処方コスメは治療の効果を引き出すために開発したニキビに悩む患者様のためのコスメです。治療と薬と院内処方コスメの相乗効果でニキビの早期治療が期待できます。

■ニキビ跡赤み専用レーザー

ニキビ跡赤み専用レーザーは、ニキビ跡の赤みや炎症性のニキビを改善します。

監修医師のコメント

「外用薬や内服薬で効果を実感できなかった」「ニキビを早く治したい」「ニキビ跡を残したくない」「ニキビ跡を目立たなくしたい」「ニキビを繰り返さない肌を手に入れたい」、そんな方は一度専門医に相談をしてみることをおすすめします。美容皮膚科の一歩進んだ治療を試してみてはいかがでしょうか。

執筆医師の紹介

本田 えり

Eri Honda 医師

医学博士
日本形成外科学会専門医
美容皮膚科医
ニキビ・毛穴を中心とした治療を行う。

学歴・経歴

2001年
東海大学医学部医学科卒業
2005年
昭和大学 大学院 卒業
昭和大学旗の台病院、美容外科、美容皮膚科勤務を経て、
2014年
タカミクリニック 勤務

資格・所属

  • 日本美容皮膚科学会
  • 日本美容外科学会
  • 日本形成外科学会
  • サーマクール認定医
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